Withコロナの時代にDXは何をもたらすか② トランスフォーメーションとは?

 2020.11.24  ビジネス改革推進ポータル

DXを解釈すると、「デジタルという手段でトランスフォーメーションをする」と言うことになるのではないでしょうか?

デジタル化と言うといろいろな意味がありますが、多くはITの技術を利用してトランスフォーメーションをするということになるのでしょう。

それではトランスフォーメーションとは何でしょうか?

デジタル化でトランスフォーメーションするとは?

トランスフォーメーションをひと言で言ってしまえば「変革」となります。
変革?改革?革命? 大きく何かを変える事とは思いますが、業務改革とかIT革命とか、いろいろな言葉が飛び交っていて、何が違うのでしょうか?

多分意味合いとしては、今まではIT化で小手先の改革をしてきた。
今度は、あっと驚くような変化をITを持って実現させる。
こんなところかもしれません。

車がロボットになったり、飛行機がロボットになったり、あっと驚く変態はこれまでにもありました。
でもイメージとしては遠からずなのかもしれません。

殺伐としたオフィスの中で、電話が鳴り止まず、多くの社員が忙しなく動き回る。
机には高く書類が積み上がり、汗だくの営業マンが帰社してくる。
「この伝票処理しておいて」事務担当はムッとして引き受ける。
「○○社、受注しました!」オフィス内では絶賛の拍手。

今は会社には社員はほとんどいなく、コミュニケーションは全てメール。
オフィス内に紙は存在しなく、連携も承認も全てワークフロー。
営業マンは直行直帰どころか商談はオンライン。
そして受注して情報をワークフローへ。
新規顧客を獲得すると顧客情報に1件登録。これが単なる日常。

まさにオフィスがトランスフォーメーションをしたようなイメージが伝わりませんか?
Withコロナの時代はこのような後者の光景は現実となっていると思います。

さて、いろいろな企業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されています。
どんなゴールが想定されているでしょうか?
基幹システムを再構築、徹底したRPA化、徹底したペーパーレス。
もしもこれがゴールだったら、それは単なるIT化であり、少なくともDXではありません。

デジタルは手段、トランスフォーメーションは目的。
単なるIT化は、よく聞く手段と目的がごっちゃになっているパターンです。
基幹システムを再構築したら前よりも非効率になった。
RPA化を徹底したら人がやるよりもコスト高になった。
ペーパーレスが実現したら書類のレスポンスが遅くなった。
こうなるかもしれません。

言ってしまえば、デジタル化がマイナスのトランスフォーメーションをもたらしているようにも思えます。

トランスフォーメーションを想像してみる

変革には想像力が必要です。
大きな変革をしたと思っていても、まわりを見渡せばみんな既にやっていること。
井の中の蛙であることは多々あります。

トランスフォーメーションは各社によって違います。
企業にはそれぞれ目的があり理念がありビジョンがあります。
先に話した無人オフィスを作るのもひとつの考えです。
でももしかしたら、殺伐としたオフィスから、みんなが笑顔で仕事をしている楽しい職場に変わるかもしれません。
目が血走って、みんなイライラしながら働いている職場から、笑顔と笑いの絶えない職場になったとしたら、これもすごいトランスフォーメーションだと思います。

でも企業なので、トランスフォーメーションによってもたらされるものは、生産効率を上げて、無駄のない業務環境を作り、会社に利益をもたらすことがほとんどではと思います。

そこで想像してみます。

会社の中で、何がアナログなのか。
旧態依然としたことは何なのか。
どのようなことが作業のボトルネックになっているのか。
何が無駄なのか。会議なのか、不要な会話なのか、電話なのか。

そして更には、なんで会社に来なければならないのか。
自分のやるべき仕事が16時頃に終わればさったと帰ってしまってもいいのではないか。
こんな私的なことでも良いと思います。
それをデジタルでどのように実現するかを想像してみるのです。

デジタル化は何もコンピューター化することだけではありません。
機械化するのもデジタル化です。(たいがい中にコンピューターが組み込まれていますが)そうして大きな構想を描いてみて、そこに到達するために第一歩は何かを考えてみましょう。

ゴールは変革です。でも、どんな変革にも最初の小さな一歩があると思います。
その最初の一歩は間違いなく現状業務の可視化でしょう。
それが無ければ、何がアナログな作業なのかもわかりませんし、どこにボトルネックがあるかもわかりません。
可視化をして、変えるべきところを探り、そしてトランスフォーメーションをするのです。

仮に実現不可能だとしても、自分のリサーチ不足で本当は解決手段があるかもしれません。
だから最初の一歩からのロードマップを作り、そのゴールに向けて何をするのかが、あなたの会社のトランスフォーメーションではないでしょうか。

まとめ

あれもこれもそれも、全てIT化して効率化したら自分まで不要になった、なんて笑い話もありますが、トランスフォーメーションは一体何のためにするのでしょうか?

少なくとも現状維持がいいはずがありません。
世の中は凄いスピードで変革しています。
世界の変革のスピードは凄まじいもので、日本にポツンといると取り残され感が半端ないです。
ITもどんどん進化しています。そして情報を入手する手段もこれまでとは格段と違います。
ですから想像して、その想像したものに近づくために常に情報を入手するアンテナを立てている必要があります。

デジタル化があなたの会社をトランスフォーメーションして、そしてできれば、笑顔と笑いの絶えない職場になればと願っております。

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