オススメのBPMN解説書

 2019.02.04  ビジネスプロセス変革ポータル編集部

皆さんは年末・年始の休暇をどのように過ごされましたでしょうか?私はこの機会を利用して「積読」の解消にとりかかりました。

自宅の本棚に無造作に積まれたまま、表紙を開くことなく忘れ去られていたいくつかの書籍をゆっくりと開いてみたのです。

業務改善のオススメ書籍

その中で、このブログの読者の方にお勧めしたい書籍を1冊ご紹介します。

それは、ビジネスプロセスの標準記法であるBPMN(Business Process Model and Notation)の解説書としては昨年発売された、『業務改革、見える化のための業務フローの描き方』(山原 雅人 (著、編集)、明庭 聡 (著)、堀内 健司 (著)、横川 省三 (著)/マイナビ出版)です。

本書は、ビジネスプロセスを記述するための標準記法であるBPMNを正しく理解して、誰が書いても、また誰が見ても同じ結果とするために必要な知識を得ることを目指しています。

BPM仕様に基づいた、BPMNは「動く業務マニュアル」と言われたりもしますが、まさに業務改善におけるひとつの課題解決を目指した意欲的な内容となっています。

この書籍は、BPMスペシャリスト育成のための教育カリキュラムBPMessentialsの創設者兼Principalでもあるブルース・シルバーの著作、『BPMNメソッド&スタイル』(ブルース・シルバー (著)、レイバ・アソシエイツ (イラスト)、岩田 アキラ (イラスト、監修、翻訳)、山原 雅人 (翻訳)/日本ビジネスプロセス・マネジメント協会)の翻訳者が執筆しており、とても読みごたえのある内容となっています。

本書を読みながら、ここ数年の働き方改革や生産性向上への取組み、RPAブームといった流れを考え、もう一度BPMについて考えてみました。

ビジネスプロセス管理(BPM)とは?

そもそもBPMとは何でしょうか?

Wikipediaによれば、ビジネスプロセス管理とは、「人間、組織、アプリケーション、文書といった知識に関するオペレーション的ビジネスプロセスを設計・制定・制御・分析するための手法・技術・ツールといったマネジメントと情報技術(IT)の交差する分野である。※」と記されています。

これは、BPMが一度限りの革命的な変化ではなく、継続的なビジネスプロセスの発展を目指す点で、ITによる管理技法を伴うことが多いということを明示しています。

これはまさに、改革を推進するためのPDCAをしっかりと回すこと、またそれを回すための担当者自身も含めて、変わっていくためのエンジンとして、BPMを改めて捉える必要があると感じさせます。

BPMSで解決できる課題

技術の進歩に伴い、決裁・稟議や文書管理にあたっての複雑な承認プロセスや、細かい入力支援、複数のシステム連携など、単なるワークフローシステムでは解決できなかった課題も、現代のBPMシステムでは容易に解決できるようになっています。

BPMシステムで解決できる課題

  1. 様々な業務システムが混在していることによる弊害。
  2. アプリケーションの開発が難しく、システム化が進まない。
  3. 複雑な業務フローや非定型処理のために、システムへの反映ができない。システム化ができても現場とすぐにミスマッチが起こる。なかなか現場のスピードに対応できない等。
実際に、BPMシステムを用いた業務フローの可視化による柔軟な仕組み作りによって、業務の標準化・効率化を実現された事例が紹介されています。
くわしくはこちらをご覧ください。

事例詳細:https://digital-tech-insight.jp/opentext/resources/cs_process-suite_royal/

※「ビジネスプロセス管理」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
     2019年1月17日 (木) 10:57
業務プロセス改善の進め方まるわかりガイドブック

RECOMMEND関連記事


RECENT POST「業務改善」の最新記事


この記事が気に入ったらいいねしよう!